健康なからだづくりは土の中の微生物から始まっている
私たちの体は食べ物からできています。
そして植物の多くは、土を介してできています。
健康な体をつくるために、食べ物に気をつけるように
健康な野菜を作るために、私たちは土が重要だと考え、試行錯誤を重ねて作ってきました。
腸も根も菌と共生している
植物が元気に育つためには、土の環境を整える必要があります。
それは、人間が健康に過ごすために腸の環境を整えることと、よく似ています。
人の腸の中には、さまざまな菌(腸内細菌)がすみついています。
腸は菌にとって適度な温度であるといわれており、居心地のよい場所のようです。
一方、菌は腸にとって食べ物の消化や吸収を助けてくれる、よきパートナー。
とても心強い存在です。
腸内細菌のおかげで、わたしたち人間は日々健康にすごすことができるのです。
同じような現象が、土の中でもおきます。
微生物が土の中で分解した養分を根が吸い上げ、
根は養分を吸い上げるかわりに生成物を土の中に出します。
微生物のチカラで、植物がこれまで自力で吸い上げることができなかった
養分を吸い上げることができるようになったのです。
このように、微生物と植物の根とが共生し、良いサイクルを循環させることこそが、元気な土づくりの源です。
土づくりのバランス
よい野菜をつくるためには、土の環境が良好でなければなりません。
良質の土をつくるために、材料を配合し、養分を調合していきます。
材料となる骨材は配合が大切です。
複数の骨材の割合を、たとえば1:9、2:8……などのように変えていき、
それぞれの植物にあった配合を見つけていきます。
次にすることは、養分の調合。
チッソ、リン酸、カリウムは、植物に必要な養分であるといわれています。
これら3種の養分をいろいろな割合の組み合わせで調合し、
調合した養分とミネラルとのバランスを考えていきます。
®プチリーの土
材料と養分をさまざまな割合で調合したものをサンプルとしてひとつひとつ栽培し、味を追求します。
これだ!という味になるまで何度も何度も食味を重ねて土を研究し、
そんなこだわりのつまった土で育てられているのが、®プチリーなのです。
®プチリーの種類ごとに、材料と養分の割合も変わります。
7種の®プチリーは、それぞれ最高の配合で編みだされた土から育っているものばかり。
だから、根からたくさん吸いとった養分が葉にギュッと凝縮されているのです。
®プチリーはこれまで、あえて水耕栽培ではなく土で栽培することにこだわり続け、
開発に2年以上の時間を費やしてきました。
今では主に日射量の強い静岡県と宮崎県で作られていますが、
日本のどこで作っても®プチリーの栽培管理が均一になるよう、今なお土の開発を続けています。